[]momo curry & cafe bar(東京都武蔵野市吉祥寺)
ここは、吉祥寺駅中央口。
今日のお店で、吉祥寺のお店10軒中8軒!
というわけで、すっかり見慣れた この駅前風景。
しかし、今日も暑い!!
やっと 梅雨が明けたと思ったら、今日は東京に台風が接近中とのこと。
見上げた空は厚い雲に覆われ、吉祥寺の街が なんだか悲しげに見えます。
それは、さておき。
事前情報では、今日のお店は「PARCO」の角を曲がった辺りにあるとのこと――。まずは、目印のPARCOへ向かって進むとしますか。
あった!「PARCO」。
その前をササッと通り過ぎる。。
お店は、ここを曲がった辺りにあるんですね!
すると、前方にレンガ造りのデカい建物が見えてきました。
ここが、「吉祥寺第一ホテル」です。
通りに沿って、すかさず目を右にやると 今日の取材先のカレー屋さんが。
その名も、「momo curry & café bar」。
これが、今日最初のごはん……。
そんなわけで、お腹はすっかりグーグー と悲鳴を上げています。
扉を開けると、キッチンでは ちょうど調理中の様子。
カウンター席には、カレーのスパイスが詰まった瓶がズラリ……。
どうしようもなく食欲をそそる スパイシーな香りに包まれ、ふと目をやると その上にちょこんと腰を掛けている カエル君を発見!
さて、肝心のお料理をオーダーしてみましょう。
「何か おススメ料理を一、二品お願いします」と言うと、コース料理ばりに カレーが次々と出てきました。
夏野菜のチキン唐揚げカレー(1120円/税込)
こちらの一品は、定番の欧風カレー。
スパイス約30種類を煎って調合し、じっくり炒めた玉ネギと合わせて煮込んだものとか。
赤、緑、紫と、カレーは見た目にも鮮やかです。
ひとまず、夏野菜に手を付けてみる。
パッと見た限りでも、トマト、ナス、ピーマン、さつまいも、ゴーヤー、玉ネギ、カリフラワー、さらに変り種として 玉こんにゃくがプラス。具材のバリエーションは豊富、盛りだくさんな内容です。
スプーンで 色とりどりの夏野菜の“山”を崩す、崩す、崩す……。
すると、中からは 主役の大きめ チキン唐揚げが出てきました!
本能のままに、肉にかぶり付く。。。
うーん、うまい!!――外はカリカリッ! 中は じゅわっとジューシー!! (←ありきたり!?)
お店のお客さんは、ほぼ女性。バースタイルの店内では、友達と談笑しながら、ゆっくりとカレーの味を楽しんでいます。
まるで、どんぶり飯をかっ込むような 勢いで、一皿目は完食!
ふうっ〜と一息ついていると、すかさず 次なるカレーが出てきました。
グリーンカレー(950円/税込)
タイ料理の一種という このカレー。
さらさらしたスープ状のルウには「バイマクルー(こぶみかんの葉)」がのせられています。
こちらは、ココナッツミルクをベースに バナナやリンゴ、数種の野菜を炒めて煮込んだものとか。
具材は、一皿目と同じく 今が旬の夏野菜(数種)がトッピング。
なるほど、これは スープを飲んでいるような感覚……。さらさらとした口当たりで、口に含んだ瞬間 口いっぱいに甘みが!
そして、すぐさま じんわり辛味が舌に伝わってきます。
そして、具材の調理にも抜かりがありません。
ナスやピーマンなどの野菜には チーズが絡む小技が!
さらに、食べごたえのある 大きめ豚角煮が加わり、とどめを効かせています。
だから、この味には正直 感動!!
シンプルながら、口当たりといい 後味といい、どれを取っても味わい深い一品。
欧風カレーはもちろん、グリーンカレーやスープカレーなどと、守備範囲は広いです。
お店独自のルートで仕入れているスパイス、とことん素材の旨味を引き出す その調理法が、このおいしさを作っているのでしょう!
そして、ついに 〆の一品のお出まし、お出まし。
ジャーン(← 効果音、古っ!)。
お店の人気No.1 スイーツ 「かぼちゃプリン(480円/税込)」
アイスクリームのような見た目。
けれど、口に含むと プルルンとした食感で、正真正銘のプリン。
まろやかな舌触りで、後味には しっかりカボチャの甘みが残ります。
パルパル 一人で、がっつり二人前もいただいてしまった 今日の取材。
時すでにお腹はパンパンでしたが、やはりデザートは別腹。
ササッと食べ干してしまいました(笑)!
「まあ、よく食べられましたねぇ〜」
――そう言った店員さんの顔は、どことなく 引きつっていました。
そろそろお店を出ようと思ったとき、座敷席には なぜかカエル君が鎮座していました。
「お疲れッ!ケロッ!!」と 聞こえたのは、空耳だったのでしょうか……。
モモカレー&カフェバー (カレー / 吉祥寺駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0