[]東村山の超有名店『きくや』のDNAを引き継ぐ、手打ちの武蔵野うどん店
三鷹駅前の、並木道ぞいにある激ウマうどん( ´∀`)ですよ
店先に掲げられた但し書きには、「当店は純手打ちうどんのため、数に限りがございます」とキッパリ!
『武蔵野手打ちうどん小町』のうどんは、文字通り、粉をこねるところからはじまります。
原料の粉は「地粉」と呼ばれるもの。
これは小麦粉やそば粉などのうち、地元で採れた原料を元に、その土地で製粉された種類を指します。
そもそも“武蔵野うどん”とは、一種類の地粉だけを使った銘柄のこと。
「麺は前日に練って踏んだものを、当日に延ばして切る」という製法により、丁寧に作られたこの麺。無添加ならではの小麦粉の味や、うどん本来の味を楽しむことができます。
お店のオススメは、「武蔵野手打ちうどん(普通盛り:五玉/700円)」。
付け合せのかき揚げも、もちろん自家製です。
自慢のかきあげは、東村山の超有名うどん店『きくや』の兄、小町実氏が作る絶品。
サツマイモやニンジン、長ネギなどの具材の中、特筆すべきは玉ねぎの旨さです。この時期は特に甘みが強く、繊維がやわらかいことで知られる淡路島産だけを使用。
「他の玉ネギでは、この味は出せない」と実氏も言うように、噛んだ瞬間に甘みが口いっぱいに広がります。
そのまま食べても美味! 黒豚の肉を浮かべたつけ汁に付ければ、さらに絶品です。
鰹の味が全面に出たダシの旨味、甘く口当たりの良い汁は、最後の一滴まで飲み干したいほど。
粉の味が引き立って感じられる一方、粉っぽくない――今までにない食感に、うどんの常識が覆されることうけあいです。
この味を求めて、遠方からも足繁く通うリピーターも数多いとか。
<
武蔵野手打ちうどん 小町 (うどん / 三鷹駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0