おいしい「食」生活 ver.2

2014〜17年「ラーメンWalker」埼玉県百麺人を担当。アラフォー独男が自腹でラーメンをはじめ"おいしい○○"を紹介する"B級グルメ中心"の日記。

[]東村山の超有名店『きくや』のDNAを引き継ぐ、手打ちの武蔵野うどん店



三鷹駅前の、並木道ぞいにある激ウマうどん( ´∀`)ですよ





店先に掲げられた但し書きには、「当店は純手打ちうどんのため、数に限りがございます」とキッパリ!



『武蔵野手打ちうどん小町』のうどんは、文字通り、粉をこねるところからはじまります。

原料の粉は「地粉」と呼ばれるもの。



これは小麦粉やそば粉などのうち、地元で採れた原料を元に、その土地で製粉された種類を指します。



そもそも“武蔵野うどん”とは、一種類の地粉だけを使った銘柄のこと。



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麺は前日に練って踏んだものを、当日に延ばして切る」という製法により、丁寧に作られたこの麺。無添加ならではの小麦粉の味や、うどん本来の味を楽しむことができます。



お店のオススメは、「武蔵野手打ちうどん(普通盛り:五玉/700円)」。

付け合せのかき揚げも、もちろん自家製です。



自慢のかきあげは、東村山の超有名うどん店『きくや』の兄、小町実氏が作る絶品。



サツマイモやニンジン、長ネギなどの具材の中、特筆すべきは玉ねぎの旨さです。この時期は特に甘みが強く、繊維がやわらかいことで知られる淡路島産だけを使用。





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他の玉ネギでは、この味は出せない」と実氏も言うように、噛んだ瞬間に甘みが口いっぱいに広がります。



そのまま食べても美味! 黒豚の肉を浮かべたつけ汁に付ければ、さらに絶品です。



鰹の味が全面に出たダシの旨味、甘く口当たりの良い汁は、最後の一滴まで飲み干したいほど。



粉の味が引き立って感じられる一方、粉っぽくない――今までにない食感に、うどんの常識が覆されることうけあいです。



この味を求めて、遠方からも足繁く通うリピーターも数多いとか。



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武蔵野手打ちうどん 小町うどん / 三鷹駅

昼総合点★★★★ 4.0