千葉さんの、カツカレー!
先週土曜日は、宣伝会議教育講座50周年のイベントで、糸井重里×永江朗さんのトークセッションが有楽町であり、私にせユーミンも参加。
ちょうどそのイベントが終わったのが、16時30分。 その日、18時から池袋でエステの無料体験がありました。しかし、「まだ、時間あるな・・・・」と時間を持て余していたところ、「カツカレー食べに行かない?」との一言が。
その声の主はにせユーミンの元同僚で、コピーライター養成講座(一倉宏、山本高史コース)の同窓生でもあるM。
どうやら、銀座にある“カツカレー発祥の店”だそうで。誘われるがままに、銀座の繁華街を何本か抜け、歩くこと約10分間。店の名前は、「銀座スイス」。古きよき洋食屋さんといった趣きで、まったりとした夕間暮れにしっくり来る雰囲気。
まずは、この店の概要から。 開業は、1947(昭和22)年。元讀賣ジャイアンツの千葉茂選手がこのお店の常連で、 ある時「カレーの上に、カツ乗せて持ってきてくれ。」と言ったことから、今のカツカレーの原型が出来上がったそうです。
お店の随所には、ありし頃の千葉さんの写真が飾られており、その逸話を今に伝えています。また、メニューに目をやれば「復刻版 千葉茂さんのカツレツカレー」(1,600円)、 「千葉さんのカツレツカレー」(1,365円)というものがありました。
ところで、私にせユーミンはその中から、「 千葉さんのカツカレー」をオーダー。 使われている肉は上ロースで、これは普通のカツカレーに使われている肉より上等なものとか。やや深めの丸皿には、オムライスのように丸みを帯びたライス、カレールウ、カツ、それにキャベツが上品に載せられています。プラス、スープが付いてきます。 カレーのルウは、「ルーの辛さがカツの味を殺さない」程度。いい塩梅にカレーの風味が香り、特筆すべきはカツ。サクッとした皮に肉厚のロースといい、肉自体絶品です。
あまねく食通が集う銀座にあって、これだけの味ならば、1,365円は妥当かな・・・。
19th Novemberの夕方は、カツカレーで身も心も満たされ、過ぎてゆくのでありました。