おいしい「食」生活 ver.2

2014〜17年「ラーメンWalker」埼玉県百麺人を担当。アラフォー独男が自腹でラーメンをはじめ"おいしい○○"を紹介する"B級グルメ中心"の日記。

[]ラージマハール六本木店(東京都港区)



60種類以上の香辛料を使い、5時間以上煮込んだ本格派のカレーが楽しめるお店―― それが、ここ『ラージマハール 六本木店』です。





六本木という土地柄だけに、店内には各界のセレブの写真も飾られるなど 舌の肥えた方にも愛されていることが、うかがえます。



お店の特長は、「食材の基本は、インド本国から直輸入している」こと。

人気のタンドール(Tandoor)料理をはじめ、メニューは50種類以上とバリエーションも豊か。



この日(取材日)、分厚いメニューリストを見て 「どれにしようかなぁ〜」と迷ってしまいました。



リストを開きながら、ふと巻頭に目をやると 『ラージマハール』さんの 食材へのこだわり云々が書かれていました。



ここは、取材ライターの本領発揮、というところです!



斜め読みではありますが、ざっと読んでみましょう。

「安心して食事を楽しんでいただけるよう、当店では食材を厳選しています。油は菜種一番搾り(圧縮法)を使用し、化学調味料は一切使っていません……」。



食材へのこだわり、ココは本格志向のお店ということはわかってきました。





前置きはさておき、料理を頼んでみましょうか――。

そこで、すかさず「おススメのメニューをお願いします」と言うと、出てきたのはこの品。





この日(取材日)、僕パルパルが選んだのは “スペシャルコースメニュー”の中の、

「Non Vegitalian Thali<ノンベジタリアンタリ>(3100円)」。



お皿から大きくはみ出した 巨大ナン、そして三種のカレールウ、インドの鶏料理「タンドーリ・チキン(Tandoori chicken)」、サフランライス、「ラッシー(ヨーグルトドリンク)」など、がセットになった一品。



王侯貴族の饗宴を彩った本格宮廷料理がそのままに楽しめると謳った、「ラージマハール」さん。

瀟洒な雰囲気の中、色とりどりのカレーや料理を目の前にすると、なんだかセレブになったような気分……。





香ばしく、薄く焼き上げられたナンに合わせるルウは 「サグラムカレー(SagLamb Curry)」、「バターチキン(BUTTER CHICKEN)」、ナスとトマトとオニオンが入った「バインガン バルタ(BAINGAN BARTHA)」 の計三種類。





聞いて安心、食べて納得のこの美味に 食が進むこと、進むこと……。

今日の今日まで、他のどこでも味わったことのない美味に 思わず「カマギニ」(ありがとうの意味の貴族語)と、つぶやきたくなってしまいました。





ナンとカレールウのマッチングを楽しんだ後は、タンドリーチキンをいただきます。

ここで一つ、トリビアを――このタンドリーチキンは、土釜 「タンドール」で焼いて作られる タンドリー料理の中の一つ。



なるほど、インド人シェフが 慌しく動き回る厨房をのぞいてみると、それらしき釜がありますね?





骨付きの方を ナイフとフォークで切り分け、お口へ運ぶ。



う〜ん、実に香ばしく、肉の繊維がしなやか! さすがは、じっくり焼き上げられた「タンドリーチキン」です。サフランライスと合わせても 食べ合わせはGood!!



ナンで包んで食べても、食べごたえ抜群です。



最後に、この店にまつわるおいしい話をひとつ。



「ラージマハール」さんのトップシェフ・バハトルシンカタアート さんは、1986年より フランスの「インターナショナル・フード・フェスティバル」の インド料理部門で高い評価を獲得。その凄腕が成せる技により、あらゆるインドの食通の舌を唸らせているとか。



そんな腕利きシェフを抱えている「ラージマハール」さん。

“おいしいものは、人を無口にさせる”――理屈抜きにそう思えた、今日の取材でありました





〒106-0032 東京都 港区 六本木 7丁目 13‐2アーバンビル4F

営業時間/11:30〜23:00(L.O.22:30) ランチ月〜土 11:30〜15:00

定休日/無休

総席数 /50席 貸切 30〜50名(要予約)