“デパ地下”ジャーナリズム論。(by 講師はんつ遠藤先生)
By 偽由実 (埼玉県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: デパ地下グルメ図鑑 (単行本)
銀座なら「プランタン銀座」や「銀座三越」、池袋であれば「西武池袋」、上野は「松坂屋上野店」といった都内の代表的な百貨店をはじめ、横浜・八王子・千葉など都心近郊の“デパ地下”も網羅♪
日本を代表するフードジャーナリスト、はんつ遠藤先生といえば最近では「全や連東京」の影響もあり焼き鳥のイメージ。
そして、うどん・ラーメン本(自作ラーメン本も含む)を多数上梓されていることから麺類のイメージが強いです。
“1年で47都道府県の「麺」を食べ歩く”ことから、日本の麺の「今」をもっとも熟知される有識者としても有名です◎
そんなはんつ遠藤先生の守備範囲は、麺類・やきとり・吉野家の牛丼(!?)はおろか、“デパ地下”までもカバーしていることに、今さらながらに驚かされる1冊♪
個人的には...横浜出身で麺類大好き♪なので「横浜村柳麺」(P.129)が、特に心に残りました♪
ただカタログ的に“デパ地下”を紹介するというわけではなく、“フードジャーナリスト”の先生だけに、「デパ地下イベントの法則性」をこっそり暴露♪
または「こだわりの食材活用法」として、「塩は細かいタイプを仕上げに、粗いタイプは下ゆでなどに用いるといい」と、ラーメン・レシピ集『おうちラーメンかんたんレシピ30(幹書房刊)』を刊行されるほどの、料理の“目利き力”もご披露されています。
読んで行って、お取り寄せして♪読んで学んで...♪
“デパ地下”のプロになれる1冊!