ラーメンなのに、カレー。「東京カレーラーメン」を食す!
ここは、渋谷警察署手前の歩道橋脇。
その名も、「支那そば 空海」というラーメン店。
私にせユーミン、今日は久々にランチは外でした。
ここのところ、メルマガのスケジュールが小刻みに詰まってきており、ずっと会社にカンヅメ……。デスクでお弁当、というスタイルがほぼ定番化しつつあっただけに、秋風を胸いっぱいに吸い込みつつ、外を練り歩くのはなかなか新鮮でした。
ところで、ランチのお供はまたも、ほぼ同期の同僚(エディター兼ライター)。
ここ明治通り沿いは、別名「ラーメンストリート」とも呼ばれ、その道なりには「山頭火」、「つけ麺屋やすべえ」、「博多天神」をはじめ、ラーメン店がひしめいています。
まさに、群雄割拠のラーメン激戦区にあって、ひときわ異彩を放っているのが、ここ「支那そば 空海」。広いガラス張りの明るくモダンな店舗が特徴。ラーメンのミシュランにも度々掲載されるほどの斬新な味わい、いわゆるニューウェーブ系のラーメン店です。
「空海」自体は参宮橋に1号店が開店して以来、各地で店舗展開しています。
ちなみに、にせユーミンが頼んだのは、「東京カレーラーメン」(880円)。
スープはフランス料理のフォン(出し汁)の取り方に倣ったもので、鶏ガラと豚骨をローストしてからじっくり煮込んで作られています。 一方の麺はかなり硬めにゆでられ、細くちぢれているのが特徴です。これは自家製麺で、モンゴル産の天然かん水を使用しているとか。コシが強いのも、また麺の旨さを引き立てています。
チャーシューは、まるで焼肉屋のカルビのように香ばしい味わいで、注文を受けてから炭火で炙っているとか。
15席ほどのカウンター席のすぐ目の前には厨房があり、麺をゆで、チャーシューを炙り、スープを仕込む、といった調理の一連の動作が見て取れる距離。職人さんの息づかいまでも聞こえるほどの近さで、まさにオープンキッチン。小洒落た空間を、臨場感と少しの緊張感を包み込んでいました。
肝心の味は、この前食した味玉ラーメン(塩)よりも遥かに旨く、カレーのトロリとしたスープに絶妙に麺が絡み合って、思わず心の中で「まいう〜」と叫んでいました。 なるほど、ここのシャーシューは焼肉屋ばりに旨く、追加オーダーしたくなるほど。ちなみに、炙りチャーシューを別途トッピングすると、代金は250円也。少し高いけど、今度行ったら注文してみます。
【DATA】
支那そば 空海(渋谷店)
○住所:渋谷区渋谷3-10-11
○電話番号:03-5466-1757
○営業時間:11:00〜5:00
○休業日:無休
○メニュー:支那そば(塩・醤油)800円、味玉そば(塩・醤油)850円、焼豚そば(塩・醤油)980円、空海特製つけ麺(とんこつ魚介)880円、空海特製つけ麺(醤油)880円。東京カレー(チキン)800円、東京カレー(ポーク)880円 ほか
東京都渋谷区渋谷3-10