おいしい「食」生活 ver.2

2014〜17年「ラーメンWalker」埼玉県百麺人を担当。アラフォー独男が自腹でラーメンをはじめ"おいしい○○"を紹介する"B級グルメ中心"の日記。

「自家製麺 さいたま屋」、夜も営業中!!

さいたま屋夜全部入り






石神秀幸ラーメンSELECTION―首都圏ベストラーメンガイド (2005)






 皆さん、ところで 石神秀幸氏 はご存じですか?

 『TVチャンピオン』(テレビ東京系)の「ラーメン王選手権」で、チャンピオン2連覇を達成。今やラーメン界のご意見番で、知る人ぞ知るフードライターさんです。





 その石神さんが、昨年上梓されたのが、この『石神秀幸ラーメンSELECTION―首都圏ベストラーメンガイド (2005) 』です。

 余談ですが、私にせユーミン。コピーライター時代、ラーメンのポスターを作ることとなり、リサーチする意味で買った一冊でもあります。





 ところで、同書に掲載された名店の中でも特に行く頻度が高く、にせユーミン行きつけのお店が、このお店。その名も、「自家製麺 さいたま屋」です。

 場所は、浦和駅からほど近い“ナカギンザ商店街”の中。

 ランチタイムともなると、近くのビジネスマンや主婦、学生さんなどが大挙して押し寄せ、ちょっとした行列ができます。



 以前は、11時〜15時までの昼だけの営業で、夜は店を閉めているようでした。 

 しかし、先日にせユーミン邸に届けられた『ぱど』を見て、その衝撃的事実を知ったのです。



 ――「さいたま屋が、夜も営業を始めた。」と。



 その記事には、夜(17時〜24時)限定メニューが紹介されており、その中にこの全部のせコク味噌(※写真を参照/¥900)が載っていたのです。 



 そこは、“ラーメン通”を自負するにせユーミン。黙っている訳にはいきません。 

 

 

 時刻は、夜22時を回ったところ。 

 愛車・ジャガーの自転車をこぎ、いつものように「さいたま屋」を訪れた、にせユーミン。

 すると、そこにはランチタイムとは趣きの異なる「さいたま屋」が……。



 入り口にはありありと「とんこつ」の四文字が踊った、ネオンサインがぐるぐると回転。ちょいと、赤ちょうちんでも提げられているような佇まいです。

 

 

 肝心の味はというと、これが同じ店の味とは思えないほど……。

 というのも、まず‘麺’から違うから。 



 私、にせユーミン。

 ここ「さいたま屋」では昼によくつけ麺を頼むのですが、独特のプリプリ、クニュクニュ!とした独特の食感ではなく、しこしこ、すべすべとした口当たりなのです。

 今回オーダーしたのは、看板のとんこつではなく、味噌系ラーメン。「コクみそラーメン全部入り(950円)」+大盛(100円)です。



 言うなれば、きし麺のような見た目と食感。



 なるほど、濃厚な味噌とよく絡むよう工夫された麺なのでしょう。ちなみに、麺は太麺と細麺から選べるとか。

 麺の質感としては、(同書『石神秀幸ラーメンSELECTION―首都圏ベストラーメンガイド (2005)』)に掲載された、私にせユーミンの行きつけの一つ。

 

 同じく浦和は「手打ちラーメン たかの」(佐野ラーメン)の、平打ち麺に近い印象でした。  



 ところで、なぜ私にせユーミンのどんぶり(※写真参照)には味玉子が二つものっているかというと、それは『ぱど』の特典で、味玉子一つ無料サービスだから。 



 にせユーミン大好物の味玉子、それが二つも味わえ、しかも味噌ラーメンのコクと深いまろみがとことん味わうことのできた、この一杯……食べ始めるやいなや、するすると胃に収まってしまい、 いつの間にか“完食”!

 

 今度行くときは、とんこつラーメンにも挑戦してみよう!と思います。





【DATA】

自家製麺 さいたま屋

□住所:埼玉県さいたま市浦和区高砂2-8-11-B10 ナカギンザ内

□電話番号:048-832-6111

□営業時間:11:00〜14:30(ランチタイム)、17:00〜24:00

□休業日:日・月曜日、祝日

□アクセス:JR浦和駅徒歩約3分



埼玉県さいたま市浦和区高砂2-8-11