「自家製麺 さいたま屋」、夜も営業中!!
石神秀幸ラーメンSELECTION―首都圏ベストラーメンガイド (2005)
皆さん、ところで 石神秀幸氏 はご存じですか?
『TVチャンピオン』(テレビ東京系)の「ラーメン王選手権」で、チャンピオン2連覇を達成。今やラーメン界のご意見番で、知る人ぞ知るフードライターさんです。
その石神さんが、昨年上梓されたのが、この『石神秀幸ラーメンSELECTION―首都圏ベストラーメンガイド (2005) 』です。
余談ですが、私にせユーミン。コピーライター時代、ラーメンのポスターを作ることとなり、リサーチする意味で買った一冊でもあります。
ところで、同書に掲載された名店の中でも特に行く頻度が高く、にせユーミン行きつけのお店が、このお店。その名も、「自家製麺 さいたま屋」です。
場所は、浦和駅からほど近い“ナカギンザ商店街”の中。
ランチタイムともなると、近くのビジネスマンや主婦、学生さんなどが大挙して押し寄せ、ちょっとした行列ができます。
以前は、11時〜15時までの昼だけの営業で、夜は店を閉めているようでした。
しかし、先日にせユーミン邸に届けられた『ぱど』を見て、その衝撃的事実を知ったのです。
――「さいたま屋が、夜も営業を始めた。」と。
その記事には、夜(17時〜24時)限定メニューが紹介されており、その中にこの全部のせコク味噌(※写真を参照/¥900)が載っていたのです。
そこは、“ラーメン通”を自負するにせユーミン。黙っている訳にはいきません。
時刻は、夜22時を回ったところ。
愛車・ジャガーの自転車をこぎ、いつものように「さいたま屋」を訪れた、にせユーミン。
すると、そこにはランチタイムとは趣きの異なる「さいたま屋」が……。
入り口にはありありと「とんこつ」の四文字が踊った、ネオンサインがぐるぐると回転。ちょいと、赤ちょうちんでも提げられているような佇まいです。
肝心の味はというと、これが同じ店の味とは思えないほど……。
というのも、まず‘麺’から違うから。
私、にせユーミン。
ここ「さいたま屋」では昼によくつけ麺を頼むのですが、独特のプリプリ、クニュクニュ!とした独特の食感ではなく、しこしこ、すべすべとした口当たりなのです。
今回オーダーしたのは、看板のとんこつではなく、味噌系ラーメン。「コクみそラーメン全部入り(950円)」+大盛(100円)です。
言うなれば、きし麺のような見た目と食感。
なるほど、濃厚な味噌とよく絡むよう工夫された麺なのでしょう。ちなみに、麺は太麺と細麺から選べるとか。
麺の質感としては、(同書『石神秀幸ラーメンSELECTION―首都圏ベストラーメンガイド (2005)』)に掲載された、私にせユーミンの行きつけの一つ。
同じく浦和は「手打ちラーメン たかの」(佐野ラーメン)の、平打ち麺に近い印象でした。
ところで、なぜ私にせユーミンのどんぶり(※写真参照)には味玉子が二つものっているかというと、それは『ぱど』の特典で、味玉子一つ無料サービスだから。
にせユーミン大好物の味玉子、それが二つも味わえ、しかも味噌ラーメンのコクと深いまろみがとことん味わうことのできた、この一杯……食べ始めるやいなや、するすると胃に収まってしまい、 いつの間にか“完食”!
今度行くときは、とんこつラーメンにも挑戦してみよう!と思います。
【DATA】
自家製麺 さいたま屋
□住所:埼玉県さいたま市浦和区高砂2-8-11-B10 ナカギンザ内
□電話番号:048-832-6111
□営業時間:11:00〜14:30(ランチタイム)、17:00〜24:00
□休業日:日・月曜日、祝日
□アクセス:JR浦和駅徒歩約3分
埼玉県さいたま市浦和区高砂2-8-11