年収め!大公開!! 仲畑貴志が選んだ、にせユーミンの句。
万能川柳・デラックス1000
今日で、2005年も終わりですね。
それにしても、一年ってなんでこんなに早いんでしょう。
ところで、12月21日「仲畑流万能川柳」の新刊本、『万能川柳デラックス1000』(仲畑貴志編)が、発売されました!
←※ ちなみに、本の題字は仲畑貴志さんの直筆です。
この本には、2001年から2005年の間に「仲畑流万能川柳」に寄せられた150万句もの作品の中から、仲畑貴志氏が「優秀!」と認めた作品だけ、厳選された1000句が収められています。
あとがきで、仲畑さんも「日本一の‘マスコミ川柳’」と書いているだけに、万能川柳は超人気コーナー。
ところで、、、さんざん勿体ぶっていましたが
ここで、私にせユーミンの掲載句を大発表します!!
「地方色強い渋谷の日曜日」(さいたま にせユーミン)
です。
この本の、「彼等のことを考える」というコーナーに、掲載されています。
蛇足ですが、作者としてこの句を解説しますと、、、
都会人ぶっているけど、東京にいる人は実は地方人の寄せ集め、だということ。
その有様を表現するのに、(歩行者天国でにぎわう)「渋谷の日曜日」が最も適切かと考え、この句をこさえました。
ちなみに、この句をつくったのはまだ、にせユーミンが24歳になったばかりの頃。
職業ライターとして駆け出しのころ、はじめの会社で「コピーライター」として働いていたときに思いついたものです。
いま『万能川柳デラックス1000』を手に、この句を見ていると、あのころの自分がよみがえってくるから不思議です。
‘五七五’ はごく短い表現ですが、その中にも句をつくったときの自分、そして作品に込めた思いなど、いろいろ詰め込むことができます。
川柳は純粋表現なので、広告コピーとはまた意味合いが違います。
しかし、言葉の選び方や訴求するポイント(切り口)を探すという点で、広告コピーをつくるときと共通する部分がたくさんあります。
仲畑貴志さんは日本を代表するコピーライターですが、国内きっての川柳の大家でもあります。
それは、年間の応募総数が30万句を数える「日本一の ‘マスコミ川柳’」、万能川柳の選者を務めていることが物語っているでしょうか。
いろいろ偉そうに語ってしまいましたが、、、
よろしければ、ぜひこの『万能川柳デラックス1000』を買ってみてください。
はっきり言って、笑えます。
2006年の初笑いは、ぜひこの本で!
人気沸騰中につき、書店では入手がムズカシくなっております。
お買い求めは、このブログのamazonリンクより! ぜひ(笑)!!