「5年間」を、考える。
←卒業生でごった返す、青学生たち(※青山キャンパス正門前で撮影)
いやー、今年もやってきました。卒業シーズンが。
3月25日は、毎年恒例の青学卒業式(学士授与式)の日。
私、にせユーミン。
くだんの「Webライター養成講座」の帰り、たまたま青学前を通りかかったところ、このような群集に出くわしました。
思えば、あれは五年前のこと――。
うら若きにせユーミン、当時22歳。
あの日は、彼らとおなじような晴れ晴れした面持ちで、卒業の日を迎えたものです。
出版業界しか興味がなく、出版社以外行くつもりがなかった にせユーミン。
実は、五年前のおなじ日。まだ、就職先が決まっていませんでした。
もちろん、内心は「この先どうなるのか……」と一抹の不安は抱いていました。
しかし、それに対してじぶんの未来への希望が勝り、なぜか晴れ晴れした気分でした。
根は、楽天的。しかも、学生時分からそれなりのキャリアがあったため、すでに‘自我’が確立していた にせユーミン。
当時から濃いキャラで、学内ではそれなりに知れた存在でした。
少々自信過剰なところ、楽天的すぎるところは、今思うと‘若気の至り’だったかも知れません。
けれど、27歳になった今も、それは(ほとんど!?)変わっていません。
ところで、今月31日付でパスポートの期限が切れます。
私、にせユーミン。
←これが、にせユーミンのパスポート。
なんと、5年前の卒業式直後――。オランダとフランスの二カ国、計7日間の卒業旅行に旅立ちました。しかも、旅費タダで!
たまたま応募した某ビール会社の懸賞に当たり、その旅行に招待されたのです。その上、ペアで。
当初、友だちと一緒に行こうと思っていたのですが、みんな4月からの就職が決まっており、誰一人連れてゆく人がいませんでした。
結局、大学を無事出させてもらったことの感謝も込めて、私にせユーミン。その権利を母親とシェア。
かくして、私にせユーミン。
オランダ・フランス旅行(7日間)ツアーへは、オカンと一緒に行くことになりました。
なんと、親孝行だったのでしょうか!?(笑)
それは、さておき。
青学卒業式の大群に出くわし、あの日から過ぎた五年という 歳月の重さが走馬灯のように駆け巡る、駆け巡る……。
学生時代に想定していた出版業界ではなく、主にコピーライターとして 広告業界に身を置くことになったこと。結果、4年以上にわたりいろんな媒体、プロジェクトで広告関連の仕事を経験したこと。
それらすべてが 今の仕事につながっていると思うと、なんだか感慨無量。にせユーミンなりに 少しは大人になったものだと、自分にごほうびをあげたい気分にもなりました。
まだ5年、されど5年……。
勢いだけでどうにかなる年でもないし、守りに入るには、まだ早すぎる 27歳という年齢。
世間知らずで、自我だけやたら強かった あのころとは比べものにならないほど(!))、成熟したかな……。
そう言い聞かせつつ、今日もにせユーミンは 相変わらず能天気。大学生なみのフットワークで、あれこれやっています。