おいしい「食」生活 ver.2

2014〜17年「ラーメンWalker」埼玉県百麺人を担当。アラフォー独男が自腹でラーメンをはじめ"おいしい○○"を紹介する"B級グルメ中心"の日記。

[]みついし(東京都港区)



飲みたい、飲みたい、飲みたい♪



そんなやさぐれ気分(?)にぴったりなお店を見つけちゃいました。



虎ノ門にある、とことん癒し系の飲み屋「みついし」さんです。







店内はウッディでほの暗さが いい感じ☆



しかも、おしゃれなジャズの音色がとめどなく流れています。



バー風のつくりでカウンターもあるので、

ステキ系出会いが あるかも系……。








なんて思いながら、ひとりカウンターに並べられた焼酎を数えちゃいました。

首が回りきらず、途中で断念……。













ここは芋焼酎を中心に薩摩焼酎の専門店でもあるとか。



約60種類以上もの厳選ブランドから、僕が選んだのは・・・



芋焼酎「薩摩くろ 七夕」

黒麹で仕込み、約1年貯蔵したものとか。








もったいぶりながら飲んでみると、

一瞬辛さがきて、あとからほんのり甘い風味に。



これを“コク”と呼ぶのでしょうか?
うん、うまい☆



料理も、もちろん薩摩料理。心くすぐる家庭的なメニューが並びます。



悩みに悩んだ末、選んだのは「鹿児島知覧鶏のタタキ(840円/税込)」。





450日間、大切に育てられた鶏のもも肉です。

450日といっても、通常よりもかなり長い飼育期間とか。



「だから何なの?」って言われそうですが……汗

日数をかけることによって、

コリコリッとした硬めの肉質が生まれるとか。








それにしても僕、こんな刺身状態の鶏肉を食べるのは初めて。

♪ただわけもなく♪ドキドキ……。



口に入れてみると、ビックリ!!

見た目はさっぱりしてるのに、噛めば噛むほど味がしみ出てくるんです!

しかも何ともいえない歯ごたえ。



芋焼酎に合うこと、合うこと。



鶏料理のおいしさに満足したパルパルは、

もう1品、鶏系で攻めていくことにしました。



鶏飯(1200円/税込)」、オーダー!



これ、奄美地方ではメジャーなおもてなし料理だそうです。





現地では「鶏飯専門店」っていうのも普通にあるらしいですよ♪





パッと見、冷やし中華みたいですが、なかなか深い味わいです。



ご飯の上に煮シイタケ、綿玉子、薬味などがのっていて、

さらに知覧鶏から取られたダシスープを浸すのが、“通”なやり方。



このダシスープですが、けっこうクセになります。

丼ものように、気づいたらガツガツ食べてました。



スープの最後の一滴まで、惜しみながらも完食。



あ、そういえばジャズが流れてたっけ?

って感じで、まったりムードに戻りました。



焼酎&薩摩料理とジャズ――。一見ミスマッチのようですが、酔いが回ってくると、なかなか和んじゃう取り合わせ。



ちょいトリビアですが...

薩摩地方では焼酎のことを「ダレヤメ」と呼びます。





「ダレ」は「疲れ」、「ヤメ」は「休める」という意味で、

これがお店のコンセプトだそうです。



「居心地」を何よりも大事にしている店といえます。





ひとりも良し、誰かと語らうも良し。

ステキ系出会い系を待つのも良し。



ぜひ、使っちゃってください!



みついし居酒屋 / 虎ノ門駅内幸町駅霞ケ関駅

夜総合点★★★★ 4.5