おいしい「食」生活 ver.2

2014〜17年「ラーメンWalker」埼玉県百麺人を担当。アラフォー独男が自腹でラーメンをはじめ"おいしい○○"を紹介する"B級グルメ中心"の日記。

[]ウルフギャング・パック・カフェ六本木店(東京都港区)








さて、ココはどこでしょう?



窓側の席、テレス席からは 安さの殿堂「ドンキホーテ六本木店」が見えます。

六本木駅から、一路 東京タワー方面へ……。



その店は、食通なら知らない人はいない! 有名店『ウルフギャング・パック・カフェ 六本木ロアビル店』といいます。



『ウルフギャング・パック・カフェ』なら、以前閉店してしまった六本木ヒルズ店に行ったことがあります!

当時の僕には、少し敷居が高かったような気がするなぁ……。汗



でも、この六本木ロアビル店は一味違い
ひとことでいえば「カジュアル」☆








お店のトリビアをひとつーー

その名の通り、アカデミー賞授賞式の公式シェフでも知られる ウルフギャング・パック氏が立ち上げたところ。



アメリカの全土でチェーン展開するほか、日本ではここを含め都内に数店舗お店があります。



ところで「カリフォルニア料理」と聞くと、どんなイメージを抱きますか?



僕はというと、

いわゆるバーガー系の食べ物や、フレンチフライしか思いつきません……。



そんな思い込みは、この日見事にひっくり返されました。



チェーンを主宰する パック氏は、「カリフォルニア・キュイジーヌ」という料理ジャンルを確立した方。



カリフォルニア・キュイジーヌ」とは、西洋料理と中国や日本、タイなどの東洋料理を融合させたもので、それぞれの料理の味付けや素材の使い方など、“いいとこ取り”しているのが特長。








そこで、今日は既存のイメージにはない、『ウルフギャング・パック・カフェ 六本木ロアビル店』の“いいとこ”を知るべく、ココだけでしか食べられない!メニューをオーダーすることにしました。





【六本木ロアビル店限定のメニュー】

・本日のスープ(コーンスープ/500円)

・マグロとビーフのタルタル ベリーリーフのブーケ仕立て(1280円)

・本日のパスタ(チキンのクリームソース、フレッシュスパゲティーニ/1300円)

・本日のピザ(4種類のチーズ/1400円)

・本日のお魚料理(コーントルティーヤの衣をつけたスズキのフライ・夏野菜のラタトゥユとライムヴィネグレットで和えたベリーリーフ添え/2280円)


の中から、僕パルパルが選んだのは……!?



一品目。

マグロとビーフのタルタル ベリーリーフのブーケ仕立て(1280円)」です。





デコレーション用に敷かれたチョコソース、壊してしまうがもったいないほどの 綺麗なブーケ状のリーフといい、“アート”を感じさせる一品。



「サラダなのに、デザートみたい」――見ているだけで気分が華やかになるこの一皿。



ウンチクはともかく、まずは食べてみるとしますか!



ビーフやニンジンなどと絡み 絶妙のハーモニーを生む、タルタルソースはフレッシュチーズのようにまろやかな口当たりで、後を引くお味……。



う〜ん、何てクリーミーなんでしょう!!



感慨に浸る間もなく、またも見目麗しき料理が到着!





こちらは限定メニューにはないですが、店長さんイチオシの料理。

宮崎産 霧島ポークのグリル(200g) 〜セージのソース(2480円)」です。



いろいろな料理の いいところを取り入れた、カリフォルニア料理のこと――。

それにしても、宮崎産のポークとは!! カリフォルニア料理は、懐が深いですねぇ〜!



ナイフで切り分けると、ゴリッと 骨の感触が!

骨から削ぎとるように 肉を取ると、食感は何とトロットロッなこと!!

噛むとジュワッ〜と肉汁があふれ出し、口いっぱいに 肉本来の甘みが広がります。



あ〜! 何て、おいしいんでしょう!

これじゃ、ご飯が欲しくなるぅ〜!! と思ったら、付け合せにマッシュポテトがありました。



パクッ!と一口、いただきます。



あ、肉と合う!!



芳醇な肉汁のまろやかな口当たりを損なうことなく、ポテトがそのうまみをますます広げます。



あぁ、シアワセ〜!



あまりにおいしすぎて 少し興奮してしまいました。

ノドが乾いた!「何か飲もう!」とばかりに、お肉に合うワインを頼むことに。



店長さんのおススメは、「ウインダム・エスケート・ショーリザーヴ・ガルネ・メルロ(WYNDHAM ESTATE SHOW RESERVE CABERNET MERLOT)/グラス:1000円)」。

こちらは、上質なタンニンを含んだ しっかりとした深い味わいが特長





製法を訊くと、フレンチオークの新樽 または 一年間使用した樽で15カ月間熟成させたものとか。





それにしても、お肉と良く合いますねぇ〜!



六本木ヒルズ店のイメージから、敷居が高いと思っていた『ウルフギャング・パック・カフェ』――。



『ウルフギャング・パック・カフェ 六本木ロアビル店』は、その印象を一変させるほどカジュアルで、気がねなくくつろげるお店。



「今度は仕事ではなく、プライベートで来よう!」と、腹の底から思いました。



ウルフギャング・パック・カフェ 六本木ロアビル店カリフォルニア料理 / 六本木駅六本木一丁目駅麻布十番駅

夜総合点★★★★ 4.0