湘南の海と、『A GIRL IN SUMMER』と。
先週の日曜日。
友人と江ノ島のほど近く、由比ケ浜の海岸まで行って来ました。
これで、ここに来るのは二回目ーー
20歳までは横浜にいたから、鎌倉は学校の遠足やら遊びで良く来た場所。
そして、2004年まではユーミンの逗子マリーナライブがあったから、近くの逗子も良く出没していました。
本当は逗子に行きたかったけれど、連れの友人はサーファーなので、「波」がない逗子は×とのこと。
逗子からはちょうど、海岸線沿いに数km程度行ったところにある、ここ由比ケ浜。
ところで、海といえば、ゆみともの間では「海に来たら絶対プレイリストに入れているアルバム」というものがあり!?...それが『A GIRL IN SUMMER』。
「海」をテーマに、過ぎ去って行く「儚さ」「せつなさ」を描いた、潮風が薫る短編集。
ユーミンいわく、海という圧倒的に大きなものを目の前にした時、「ひとりの自分に向き合うこと、ひとり自分と向き合ってみれば、自分の真実、飾らない気持ち、ひとりは孤独じゃないってことや、自分の中の宝物にきづくはず」『A GIRL IN SUMMER』というタイトルにはそんな意味が含まれています</span>。</span>とのこと。
昼に着いて、夕方6時まで半日近く、ただわけもなく♪ 海を見ていた午後♪でした...汗 ところで、ユーミンはよく「湘南って暗いよね」とおっしゃられています。 昨年リリースされたベスト盤『日本の恋と、ユーミンと。』にも収録される名曲「リフレインが叫んでいる」のモチーフとなったのは三浦ですが、歌詞の「ひとつ前のカーブまで」といえば、逗子からここ由比ケ浜海岸に来る間にゆるやかなカーブがありました。 なので、個人的には「ひとつ前のカーブまで」は、逗子から鎌倉方面に向かうカーブを連想してしまいます。。汗 「湘南って暗いよね」の言葉の真意は、鎌倉から東側に山が海際まで迫っている地理的な要因が大きいからかもしれません。 カラッと晴れ渡ってはいるけれど、どこか憂いを帯びた明るさがあるというか……。 『A GIRL IN SUMMER』のジャケットもパステルカラーのような明るい海ではなく、鉛のように重厚な色合いの海。そして、低い雲間に幾筋かビームのように陽光が射している、微妙な空模様の下、ひとりの“GIRL”が立ちつくしている……というもの。 ただ明るい、楽しいということを歌うのではなく、俳句のように奥行のある短いフレーズを重ねて、自分の中の宝物に気づかせてくれるのが、ユーミンの歌詞の良さでもあります。 「Blue Planet」から「Smile again (Yuming Version)」まで全12曲。曲間も「波」の音が入っていたりと、ディテールまでも計算尽く。「海」にこだわり抜いた、どこまでもコンセプチャルな一枚。
捨て曲なしの『A GIRL IN SUMMER』♪
カラッと晴れた海も良いけれど、
やっぱり明るさの中にどこか憂いを感じさせる海がユーミン的♫
今年の夏、「海」に行くなら『A GIRL IN SUMMER』♪は欠かせない一枚ですよ。
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