[]ハモニカ・クイナ(東京都武蔵野市吉祥寺)
沖縄で5年修行した後、岡山に5年間店を構え、東京に進出したタコライス専門店「ハモニカクイナ」。
店主の大倉野氏は、タコライス一筋に研究に10年を費やした方。それだけに、彼が腕を振るうタコライスはまさに「本格派」の味。
食材にこだわり、ソースにこだわる。
その信念は、お店で提供されるすべてのメニューに表れています。
たとえば、「ビーフ」。
タコライスに使われるのは、お肉屋さんに細挽きにしてもらっているという、“100パーセントビーフ”。
また、玉ねぎとニンジン、セロリを約一時間炒めたうえ、ミルポワペーストでコクを出し、フルーツシャルネで風味を加えているとか。さらに、赤ワインと自家製のフォンドヴォで煮込んでいるといいます。
そのほか、ビーフはもちろん豆やソースについても、化学調味料と保存料、着色料は不使用、という徹底ぶり。
お店のタコライスに対する食材へのこだわりは、まず、舌で分かります。
ちなみに、この日オーダーしたのは「チーズタコライス(レギュラーサイズ/690円)」と「オムタコライス(レギュラーサイズ/750円)」。
チーズタコライスは、本場・沖縄のスタンダードな味を再現した一品。
たっぷりキャベツのシャキシャキした食感、そしてチェダーチーズの濃厚な味わいが、絶妙なハーモニーを生んでいます。
また、「オムタコライス(レギュラー/750円)」は「えっ!これがタコライスなの?」と目を疑わんばかりの一品。
しかし 一度口に運べば、その口当たりはふわふわと柔らかく、トロトロした口当たり。
具材のチーズと牛ひき肉が 三位一体となって、舌を直撃!
やみつきになりそうな味わいです。
全メニューとも、ソースは2種類からチョイス。
ほど良い辛さと、全く辛くないソースから選べるので、辛いものが苦手な方でも安心。
ソースはノンオイル&低カロリーというのも、ダイエット中の方や女性にうれしいですね。