「いちょう並木のセレナーデ〜♪」
「学食の隅であなたがくれた言葉
授業をサボり 待つチャペルがいつもの場所
季節がめぐり秋になっても ネルのシャツだけ お互いが一番大事な人なのに〜♪」
これは、原由子さんの名曲『いちょう並木のセレナーデ』(作詞:桑田佳祐/作曲:桑田佳祐/編曲:桑田佳祐&HEAD ARRANGERS)の一節。
青学の学生バンドとしてデビューした、サザンオールスターズの‘青春’を描いた佳曲、と言えます。
ところで、私にせユーミンの母校は青学。
今日「Webライター養成講座」の帰り、外苑西通りを抜けて青山通りへ……そして、立ち寄ったのがココです(※写真参照)。
他ならぬ、青山学院大学の青山キャンパス正門風景です。
毎年、10万人もの動員数を記録。国内の大学でも、10本の指に入る規模を誇る「青山祭」が終わるころ(例年11月初旬)、青山キャンパスのメインストリートは、見事ないちょう並木に彩られます。
この時期、キャンパスに一歩足を踏み入れて空を仰げば、錦を敷き詰めたように萌えるいちょうが眺められます。
この曲に歌われているように、青山キャンパスのいちょう並木は、青学生にとっての「秋」を象徴させる存在。ちなみに、(もう消えちゃいました!?けど……)元・小室ファミリーのtohkoには『いちょう並木の下で』という、同じくこの並木道をモチーフとした曲があります。
"学食"、"ノート"、"学祭"と、私にせユーミンの大学時代を彷彿させるキーワード満載の、『いちょう並木のセレナーデ』。
月並みな表現ですが、にせユーミンにとって「青春」そのもの、といった一曲です。
時は、早くも師走。
このいちょう並木も、もう少しすると枯木立に……いよいよ、本格的な「冬」がやって来ます。
しかし、一年が過ぎるのは早いですね。
私、にせユーミン。今年の夏で27歳になりましたが、年々その実感は強くなっています。
青山キャンパスの、いちょう並木。
秋に色づくのを見るたびに、いつも学生時代に引き戻される自分がいます。
みなさんにとって、「これぞ、秋!」と呼べる風景は、何ですか?
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