カレー界の、イナバウワーや!
古書店街が並ぶ神保町でも、駅からほど近い東京堂書店のななめ向かい。神保町郵便局のはす向かいにある洋食屋さん「キッチン南海」。
なんとここ、カツカレー発祥の店とか。
昼の13時くらいだったでしょうか...
入り口にはすでに8人くらいの列が出来ており、
寒空の下しばし待つことに。。。
扉の前のショウウインドウには、メニューの見本なんかが置かれ、
古き良き町の洋食屋さん、といった雰囲気。
初めてということで、定番の「カツカレー(大盛)」(750円)を注文☆
店内に入ると、混んでるわりにはすぐにお出まし!
「カツカレー」のソースは濃褐色。トロットロッになるまで煮込まれ、さらさらした舌ざわり。
ほのかに苦味のあるソースは、野菜のうまみが深く感じられ濃厚なコクが楽しめます。
甘すぎず、辛すぎず、別に酸っぱくもなく……と、
ひとことで「余計な味がしない」といったところ。
カツには薄めの肉が挟み込まれ、衣のサクサク感が引き立つ良い塩梅。
これが、ソースと良く合うんだなーーー。
山盛りご飯のうえには、さらに千切りキャベツがこんもり盛られ、
これをドレッシング代わりにソースに流し込んでも良し。
フレンチソースを掛けて、キャベツ単品で食べても良し。
ソースとカツ、野菜、ご飯の量もちょうど良く、
ソース:野菜、ソース:ご飯、
カツ:ご飯、カツ:ソース、
野菜:ソース、野菜:カツ.........と
思い思いに、味の取り合わせを楽しむことができます。
これで、750円(大盛り)は安い!安すぎます!
お皿からはみ出さんばかりに盛られたご飯、キャベツが逆V字型を描き、その様はイナバウワーのよう。
旨過ぎて思わずのぞってしまうので……
「カレー界の、イナバウワーや」!!!(c)偽由実 2007(汗)
絶対、ハズレなし!
神保町に来たら、“必食”の味じゃね?
キッチン南海 神保町店 (定食・食堂 / 神保町駅、竹橋駅、新御茶ノ水駅)
昼総合点★★★★★ 5.0